家族と患者
一生をがんばって生き抜いて、死んでいった人たち
死に行く過程のなか、関わらせてもらった私
最期の大切な時間
亡くなり、家族に死亡時刻を伝える先生
患者を真ん中にして、取り囲み、泣き、存在を確かめるように申し訳なさげに患者に触れる
そんな中でも頻繁に鳴るナースコール
本当はもっとグリーフケアがしたいと思う気持ち
患者家族のその後だって知りたい、亡くなった方の家族が、少しひと段落しましたってステーションに声をかけてくれると本当に嬉しい。
稀に、後を追ってしまう家族もいる
患者を真ん中にして、患者家族、医師、コメディカルはチームだ
本人に一番近かった、チームのように関わってきた家族の訃報を聞くと、胸の底がえぐられる
その人にとってはそれが一番の幸せなのかもしれないから、一概に否定はできない
会えてるといいなと思う